糖尿病をどうやって見つけるか

糖尿病の典型的な症状は、のどの渇きや倦怠感、急激な体重減少など色々なことが言われていますが、自覚症状が出ないのに、検査で糖尿病が見つかることもある怖い病気です。
一番大切なのは、定期検診をしっかり受けることです。
職場や自治体の健康診断で、血液検査を行うことで、自覚症状が出る前に気づくことが可能です。

糖尿病の検査方法

まず一般的な検査としては、空腹時血糖値やHbA1Cなどの値や、糖尿病の典型的な症状があるかどうか、糖尿病網膜症の存在などを総合して診断します。
詳細な基準はここでは省略しますが、その際に検査される代表的なものを以下列挙しておきます。

血糖値検査は、空腹時や食後に血糖値を測定するものです。
グリコヘモグロビン(HbA1C)は、過去1~2か月の平均血糖値を評価することが可能な指標です。
このほか、場合によっては尿検査、眼底検査、神経学的検査などを行うほか、糖尿病が高血圧や脂質異常症を合併しやすいことから、血圧測定や総コレステロール、中性脂肪、善玉コレステロールなどの血中脂質濃度の検査を行うほか、脂肪肝を合併しやすいため肝機能検査を行うこともあります。
発見時の状態によっては糖尿病腎症による腎機能障害の有無を確認するため、尿酸値などの検査も必要になります。

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