血糖値に関する記事 その4 - お風呂・お茶・お酢・カレー・間食 -

食後、血糖値を下げるのにお風呂に入る

お風呂に入ると体が温まり基礎代謝がアップします。
基礎代謝がアップするということはエネルギーが燃やせますので、消費エネルギーが増えます。
消費エネルギーが増えるとインスリン分泌量が少なかったりうまく作用していなくても血糖値をコントロールし下げる効果があるようです。
ただしお風呂に入ると血液がドロドロになる不安もあります。
心臓に疾患のある方は入浴の際は気を付ける必要がありますし、どんな方も必ず水分補給は忘れないようにしましょう。
あとはお風呂を上がったあとに思った以上に血糖値が下がり低血糖になったことがありますので、温泉など長時間お風呂を楽しむときは血糖値を少し気にしたほうが良いと思います。

温泉

食後のお茶が血糖値を下げる

日本人は昔から食後にお茶を飲む習慣がありますが、食後のお茶は血糖値の急上昇を抑える効果があるようです。
ほとんどのお茶に含まれるポリフェノールには糖質の吸収を遅らせる効果があり、血糖値の急上昇を防ぐ効果があります。
昔からの光景で食事の後に母親がお茶を入れてくれて一息つく。
日常の光景ですが食後に体を休めながらお茶を飲むことによって、無意識で血糖値の上昇を抑える行動をしているのだなと感心しました。
まだ糖尿と診断されていないけれども血糖値に不安な人は、血糖値を下げるお茶も数多く販売されていますので取り入れてみてはいかがでしょうか。
ですが食後に必ずお茶を飲んでいるからと言って、暴飲暴食するのは厳禁です。

お酢が食後の血糖値上昇を緩やかに

お酢を摂ることによって食後の血糖値の上昇は緩やかになるのでしょうか。
医学的なことは分かりませんが摂らないより摂るほうが体にはよさそうです。
酢の働きにより摂取した食事の吸収が緩やかになるようですし、糖類のブドウ糖分解を抑えるようです。
そしてブドウ糖の筋肉細胞への吸収を促進させるようです。
となりますと酢を含んだ製品を積極的に取り入れることによって、血糖値は上昇しにくくなるのかなと思います。
飲むお酢も沢山販売されていますが、飲みやすくするためにお砂糖がたくさん含まれているのも現実です。
飲むことを意識するよりも酢の物やドレッシングとして、味付けとして利用するほうが余分な糖を摂る心配がいらないと思います。

カレーを食べると食後の血糖値の上昇は?

カレーを食べると血糖値は上昇します。
カレールーには沢山の小麦粉が含まれていますし、その小麦粉を沢山の油分で練り上げています。
あのおいしいとろみは小麦粉と油の塊なのです。
そしてカレーの具材として定番のジャガイモやニンジンには糖質が沢山含まれていますので、血糖値が上昇してしまうのは間違いありません。
ですがカレーは敵ではありません。
作る手間はかかってしまいますがルーもとろみは少なりますがスパイスで作ることによって小麦粉を減らすことができますし、野菜も根菜は使わず血糖値の上がりにくい野菜を使うことによっておいしく頂くことができるようになります。
一般的なカレーは血糖値はぐんぐんあがりますが、工夫次第では野菜を沢山摂ることができる優れものでもあります。
あとカレーの食後高血糖の原因として、ご飯の量が増えてしまうことにもあります。

食後に間食すると血糖値はどうなるの?

食後のデザートは別腹と言っておやつやスイーツを食べてしまうことがあります。
外で食事をした時も食後にデザートが付いてくることがたたあります。
デザートを食後に食べたいところですが、その行動は食事で上がった血糖値を更に上げてしまうことになるので糖尿の方にはとても危険な行為になります。
逆に食事から2時間程たった時の間食はまた血糖値を上げるの?と思いがちですが次の食事での高血糖を防ぐためにも効果はあるようです。
空腹時に低血糖状態で食事を摂ると体が飢餓状態だったのでぐんと血糖値が上昇してしまうようです。
低血糖高血糖を繰り返していると人によってはいずれコントロールがきかなくなり糖尿につながるケースがあるようです。
食後の間食に関してだけ言いますと、血糖値を更に上昇させてしまいます。

サイトリンク