糖尿病の血液検査を受けると、「hba1c」という何やらアルファベットと数字の羅列がありますね?
これでは、何だか良く分かりません。
今日は、この様な糖尿病数値に関する詳しい説明をしたいと思います。
さらに、糖尿病の怖さも合わせてお話して行きます。
冒頭で出て来た「hba1c」とはヘモグロビンa1c(ヘモグロビン・エー・ワン・シー)を略したものです。
簡略に説明すると、平均値より血糖値が高い人はこの数値が高くなります。
過去2ヶ月の、血糖値の平均数値を調べて判断するのです。
血糖値の状態の目安となるために、多くの病院がこの方法で検査しています。
おおよそで、hba1c値が6.5%以上の方は糖尿病となります。
hba1cが8.4%以上の状態を放っておくと、いずれ以下の様な状態になる恐れがあります。
国内で年間1万4000名に上っています。
糖尿病で人工透析が必要となった患者さんの生存率は、4年で50%です。
統計的に、10年以内でほとんどの糖尿病患者さんが亡くなっています。
糖尿病数値が低く、軽いうちに治療を開始することが大切です。
治療が早ければ、インスリンを出す力を促しやすくなります。
そのことにより、合併症を防ぐことになるのです。
すでに糖尿病と診断された人でも、悪化を防ぎながら合併症の危険を減らすことができます。
自分が「糖尿病ではないか?」と疑いを持っている方は、是非病院へ行き糖尿病数値を計って見て下さい。
その後は、医師の指示に従い規則正しい生活を心がけましょう。