食後の血糖値の急上昇は食べた物に対してインスリンの分泌が追い付かず、血糖値が上がり続けていくのが原因になります。
特に血糖値の上がりやすい炭水化物やお砂糖を摂ると、インスリンが働かなければ血糖値が急上昇してしまいます。
では急上昇させない対策となりますと、ゆっくり時間をかけて食べて食べる順番も意識することが大切です。
あとは炭水化物に偏りがちな食事に気をつけ、野菜もしっかりと食べるメニューを意識することも大切です。
そして血糖値が上がり始める食事開始から1時間経った頃をねらい軽く有酸素運動や、すぐに寝てしまわずに体を動かすことも血糖値の食後急上昇を抑えるこうかがあります。
食べたら食べた分体を動かすことがとても大切になります。
食後の血糖値も空腹時の血糖値もどちらもとても大切になります。
食後血糖値は食事をした後インスリンがちゃんと分泌されているかどうかを確認することができます。
インスリンが働かないと血糖値は下がりにくくなりいずれ糖尿病につながりやすくなります。
食後少し血糖値が高いくらいの範囲であれば意識的に運動を始めてみると効果があるかもしれません。
空腹時の血糖値は食事から時間が経っているのに高いとやはりインスリンが分泌されていない証拠になりますし、すでに糖尿病を発症している可能性も考えられます。
本当に血糖値に異常がない人はどちらの数値も異常値を超えることはありません。
どちらかの数値が高いようならば一度お医者さんに通うことをお薦めします。
食後の果物は血糖値に影響を与えます。
やはり糖を含んでいますのでどうしても血糖値は上昇してしまいます。
ですが糖の摂り方としては自然な摂り方になりますので、適量を摂ることはお薦めします。
実際に糖尿病の教育入院をしていた時ですが、朝食後にしっかり果物が付いてきました。
バナナ、メロン、オレンジなどです。
こんなに食べてもいいのってくらい付いてきていました。
果物には美容にも良い成分が沢山含まれていますので、食べすぎはいけませんが良い糖の摂り方としてお薦めします。
食後の果物は血糖値に影響を与えてはしまいますが、入院中に結構重症でカロリー塩分制限食だった私でもおいしく頂くことができました。
果物に甘いシロップや甘いクリームは厳禁です。
食後の黒酢は血糖値を下げるというよりも上昇を緩やかにするイメージになります。
黒酢には血液をサラサラにする作用があり、糖尿が気になる人は黒酢を摂るのが良いとされています。
血糖値が高いと血液がドロドロになり高血圧や脳の疾患、心臓に影響が出る可能性があります。
黒酢を飲んで血液をサラサラにしその他の合併症を防ぐことは、何もしないよりも良いような感じになります。
血糖値を下げるためだけに飲むというよりも、健康を維持するために補助をするようなイメージになります。
いくら体に良いと言っても過剰な飲みすぎは胃を弱らせますし、飲みやすくしてあるものはお砂糖が結構含まれていますので、健康のためとはいえ注意は必要になります。
一見血圧と血糖値は関係ないように思われ、血圧が高ければ高血圧血糖値が高ければ糖尿病と診断されます。
ですが医療現場では違うようで関係あるとされているようです。
血圧が高いからと言って糖尿病になることはありませんが、両者とも血液が関係する病気には違いありません。
糖尿病の人は血糖値が高いため血液の状態がドロドロになっています。
血液がドロドロだと当然流れにくくなりますから、血圧も高くなってしまいやすい状態であります。
高血圧は糖尿病につながることはありませんが糖尿は高血圧につながる可能性がありますので、やはり血糖値のコントロールはとても大切になってきます。
高血糖は血圧の上昇への影響を与えますので、血圧と血糖値の関係は大いにあることになります。