世界の糖尿病事情

毎年11月14日は「世界糖尿病デー」(World Diabetes Day)。
日本にも実行委員会があることはご存じでしょうか?
北海道から沖縄まで、賛同する組織などが、オフィスビルやタワーなどをブルーにライトアップするイベントが行われます。
世界中でのキャンペーンでもブルーが共通のカラーとして採用されています。

世界糖尿病デー日本実行委員会HP:http://www.wddj.jp/index.html

世界の糖尿病事情はとても深刻です。
2011年9月13日に世界糖尿病連合(International Diabetes Federation)は、第47回欧州糖尿病学会(European Association for the Study of Diabetes)の場で公表した資料によると、世界中で糖尿病を抱えている人は、2011年に3億6600万人にのぼり、1年に460万人もの方々が、糖尿病の引き起こす合併症などが原因で命を落としています。
その上、糖尿病対策のため世界中でかかっている医療費は、実に4650億USドルに達しているそうです。(1ドル110円とすると、日本円で約51兆円)

今後の対策としては、各国の医療システムの強化だけでなく、プライマリー・ケア、慢性感染症ケアおよび妊産婦や子供へのケアという3つのアプローチと、糖尿病治療の統合化推進が必要としています。

背景には、世界人口の急速な伸びと、発展途上と考えられてきた地域が経済的に急速に発展していることや、それに伴う食糧事情の変化に原因があるようです。
今後も糖尿病にかかる人は増えていくことが予想されており、世界的な対策が急がれます。

なお、世界中で増えている糖尿病のほとんどがやはりⅡ型糖尿病。
人種によってもかかりやすい人種と、かかりにくい人種がいるようで、遺伝的な要因も考慮に入れる必要があるようです。
最新の研究結果では、日本人と欧米人を比べると、日本人のほうが糖尿病になりやすいことが知られています。

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