血糖値に関する記事 その2 - 15分ウォーキング・甘い物・汗・足踏み・インスリン注射 -

食後の15分ウォーキングが高血糖を抑える

食後の運動は私のような重度の糖尿病患者にも効果はあります。
食後と言っても食べ終わってすぐではなく、1時間後のピークめがけてですので30分ほどゆっくり休憩してからの運動が効果的です。
病院で教育入院していた時も食後すぐにではなく12時に昼食を取った後、13時から30分ほどのリハビリという名のトレーニングをしていました。
退院した後も可能な限り夕食後ウォーキングをしていますがその効果は、食後2時間の血糖値も変わってきますが翌朝の空腹時の血糖値さえも効果を発揮しています。
血糖値のピーク時の血糖値を低く抑えておきますと血管が弱りにくくなりますので、合併症のリスクも減らしてくれる効果があると思います。

ウォーキング

甘い物は食前?食後?血糖値への影響は?

よく食後のデザート、デザートは別腹と言いますが、食後のデザートはさらに血糖値を上げてしまいますのでとても危険です。
特に何もしなくなる1日の食事の〆となる夕食後の甘い物は高血糖を維持してしまう危険性があります。
ではベストな甘い物を摂るタイミングとなりますと、朝食後や午後3時ごろがベストのようです。
朝食後ですとその日の動き出しになりますのでエネルギーとなりますし、午後3時ごろですと夕食時にいきなり食事を摂った際の食後高血糖を防ぐことができます。
甘い物を摂りすぎることは大変危険ですが、朝食後や午後3時ごろに夕食までのクッションとして適量を摂ることは賢く間食を摂るコツとなると思います。

食後に汗をかくのは血糖値と関係が?

食事中に食べたものにかかわらず大量の汗をかく人がいますが、ただエネルギー消費しているのではなく糖尿の初期症状の場合がありますので注意したいものです。
糖尿病の初期症状として糖尿病神経障害というものがあります。
これによって自律神経の障害が起こりやすいとも言われています。
自律神経が乱れると何をしていなくても汗を大量にかくようになったり、自律神経が乱れると大量に汗をかくようになったりもします。
暑くもないのに汗をかくと女性の場合更年期障害と思い込んでしまう場合もありますので、内科受診が遅れ糖尿病の発見が遅れてしまう場合があります。
食後などに大量の汗をかくようならば一度糖尿を疑い内科の受診をお薦めします。

食後のその場足踏みが血糖値を下げる?

食後にその場で足踏みすると血糖値を下げるために効果はあります。
食後の運動にもルールはありますが、ゆっくり休憩をした後にその場で手を大きく振り足も垂直になるくらいその場で更新するくらいに足を振り上げて動くと血糖値を下げる効果はあります。
食後運動のルールを守った上でその場合踏みをすると、高血糖によって奪われた筋力を補うこともできるようになります。
天気が悪いから運動をしない時間がないから運動をしないではなく、その場足踏みを含め無理なく取り入れれる運動をコンスタントに取り入れていき、できるだけ正常な血糖値を維持し糖尿病を改善していきたいものです。
私も天気の悪い日はテレビをみながらその場で最低10分は足踏みをするように心がけています。

食後血糖値が高くなったらインスリン注射をすればいい?

通常医師から処方があってインスリン注射を取り入れるのですが、食後血糖値が高い時はインスリン注射をしてくださいねという方法はありません。
医師によって決められた単位を自己注射することになります。
自己によるその時その時の判断はとても危険です。
インスリン注射は規則正しい食事を摂り足りないインスリンを補うために打つものです。
ですので食事療法とインスリン注射で正常値を維持できるようであれば医師の判断で単位を減らしてくれるので、自己で判断し今日は高めだからインスリン注射を打とうということはありませんし、あってはならない治療法になります。
次回の診察までに規則正しい食事を摂りインスリン注射をすると低血糖になるような場合はかかりつけの病院にすばやく相談することが懸命です。

サイトリンク