糖尿病の患者は寿命が10年も短いというのは本当なのか?

日本人の多くが糖尿病予備軍だった!

日本の国民の4人に1人以上が患者か、その予備軍であると言われているのです。
糖尿病にかかると、体内のインスリンの作り方や使い方に問題が起きます。
そして、摂取した食物のエネルギーを正常に代謝できなくなるのです。

インスリンは膵臓で作り出されて、血糖値を正常に保つ働きを持っています。
それが、インスリンの作用不足によって血糖の数値が高くなるのです。

糖尿病になると平均寿命に大きく影響!

糖尿病の患者さんの場合、平均寿命が一般の方と比べて10年近く短くなると考えられています。
まず、糖尿病とは何らかの原因により糖代謝が低下し、血糖値が高くなった状態が続く症状のことです。
糖尿病と書きますが、血糖値が高いことそのものは病気とは呼べません。
もちろん、血糖値が高いからといって、それだけで生命が危険とは限らないのです。

糖尿病患者は糖尿病ではなく合併症で亡くなる確率が上がっている!

本当に怖いのは、糖尿病ではなくて合併症なのです。
糖尿病の場合でも、適切な血糖コントロールが維持できていれば、そこまで心配はいりません。
重大な合併症を起さなければ、充分に長生きすることは可能です。

糖尿病の患者さんは神経や眼、腎臓などといった器官に様々な合併症を起すとされています。
さらに心臓病や脳卒中など、直接的に亡くなってしまうリスクに関わってくる動脈硬化を引き起こすこともわかっているのです。

自覚症状がないから怖い!

糖尿病自体は、自覚症状の少ない病気だと言えます。
そして、知らないうちに合併症が進んでしまうのです。
気がついたときには、合併症などで日常生活に支障が出ることがほとんどになります。
血糖値が気になりだしたら、合併症にも気をつけて生活習慣を見直すのが良いでしょう。

サイトリンク