糖尿病は人類の問題!?増え続ける糖尿病人口

世界の糖尿病患者は、およそ3億8000万人いると言われています。
日本は、世界で9番目に患者が多いということをご存知ですか?

原因は何?

一番の原因は、何でしょうか?
ズバリ、「高カロリーな食べ物の過剰摂取と、運動不足」です。
つまり、現代の私たちの日常生活そのものが糖尿病の原因と言えるかもしれません。

高カロリーな食べ物の過剰摂取と、運動不足
ズバリ「高カロリーな食べ物の過剰摂取と、運動不足」が原因

飲食店とコンビニの登場で24時間・365日、私達はいつでも食べ物を買ったり、食事をすることができます。
また、ほとんど歩くことがなくなったので、慢性的な運動不足になっています。
このような生活スタイルが、糖尿病を発症しやすくするのです。

日本人の糖尿病人口は?

では、具体的に日本には糖尿病の人はどれくらいいるのでしょうか?
平成19年の国民健康栄養調査では、糖尿病の人口は、およそ890万人でした。

それが、5年後の同じ調査では、およそ950万人に増えています。
一方で、糖尿病予備軍は、減少したようです。

これは、糖尿病への関心が高まり、国民1人1人が予防に努めた結果と言えるでしょう。
しかし、予備群の中には、検査や診察・治療を検討したこともないという人が約4割いると言われています。
つまり、この人たちが新たな糖尿病患者となる可能性があるのです。

糖尿病を放っておくと

糖尿病を治療せずにいると、様々な合併症を引き起こしかねません。
最悪の場合、脳梗塞や脳出血、心筋梗塞へとつながり生命を失ってしまうかもしれないのです。
毎年、糖尿病によって、亡くなる人数は約1万5000人いると言われていることからも想像に難くありません。

糖尿病腎症になり、通院により人工透析を受けている人は約11万人いると言われています。
また、糖尿病が原因で、視覚障害になる人は、なんっと年間約3,000人とも言われているのです。

糖尿病による生涯医療費は?

糖尿病による生涯医療費は、1人あたり、約830万円と言われ、そのうち半分は、合併症のための治療費です。

そして、糖尿病による年間の国の医療費は、毎年1兆円を超えています。
これは、現在も増加傾向にあります。
もはや糖尿病は、国家レベルの問題なのです。

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