糖尿病は『血糖値をコントロール』できるかどうか

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糖尿病については『血糖値をコントロール』できるかどうかで、健康状態が維持できるかということに関係します。
日々の血糖値のントロールの為に糖尿病の検査の結果を利用して目標を立てて無理なく続けられることが大切です。

それでは、糖尿病検査の利用方法などについてご説明しましょう。

一番分かりやすく、利用しやすいものが病院などで行われる糖尿病の検査です。

検査した時期や検査内容などが違ってくるかもしれませんが、定期的に検査を受けているものについては、ひとつにまとめると便利です。

今回の検査結果と前回との比較することなどで最近の健康状態も把握できます。
また過去から現在にわたる傾向なども自然に分かるでしょう。
また在職中であれば年1回の健康診断なども糖尿病の検査と同様に比較すると良いと思います。

検査結果は数値として表れるものですので具体的で分かり易いのが特徴です。

今回の糖尿病の検査の結果のです数値が良くないものがあったとしても、落ち込む事のないようにしましょう。
あくまで、数値として表れた結果ですので、悪かった事があることが早めに分かったと思って日常生活を振り返るチャンスと考えて下さい。

また、普段の生活について気にしているのに数値が悪いなど気になることがあれば主治医に相談することも良いと思います。
悩みはためないで、早く解決することも糖尿病の治療にとっては大切なことのひとつです。

糖尿病の合併症として怖いもの代表的なもののひとつに足の壊疽の為切断です。

糖尿病で血糖値のコントロールの影響を受けるとされているのが、神経障害、血流障害、感染症といったものですが、これらと関連して特に糖尿病を長く患っている方にとって心配なことは足の疾患です。
痛みが感じられない場合でも、通常の検査の際には足の裏などを確認してもらう必要性はあるようです。
理由としては、気が付いた時にはかなり重症化されている場合が多いからです。

普段の検査なの数値も注意をすることも大切です。
また、動脈硬化や動脈の状態を調べる検査としてのABI検査という検査を事前に行うことで、足先などの感覚や状態を事前に自覚できるものですので利用することも良いでしょう。

ABI検査は両足首と両手首に血圧計を装着して心電図利用して血圧を測定します。

時間的には10分から30分位の検査です。

測定した血圧の結果を数式で表して指数化したものです。

●足首の最高血圧÷上腕の際高血圧＝ABI指数
※左右の上腕血圧の差が10mmHg未満→左右の血圧の平均値
左右の上腕血圧の差が10mmHg以上→高い方を採用

目安の指数: 1.3以上→高血圧; 0.9から1.0→正常値; 0.8以下→狭窄・閉塞の可能性あり; 0.5以下→数か所の狭窄・閉塞の可能性あり

糖尿病の検査の時にはお茶を飲むことについては大丈夫です。
直前あまりカフェインのある飲み物は避ける方が良いでしょう。

糖の吸収を抑えると言われている健康茶などがいくつかあるようです。
もちろん日常生活の中で上手に取り入れることで、血糖値のコントロールの為の補助的な役割があるかもしれません。
しかしそれかりを頼りすぎることが無いように、普段の生活の中で手軽に取り入れることができるものを利用して、血糖値が上がり易い飲み物の代わりに利用するのは良い事です。

注意としては、血糖を抑える薬（降下剤）やインスリン投与治療されている方はこれらの健康食品を摂り過ぎによる低血糖を起こす可能性もありますで注意して下さい。

糖の吸収を抑えるといわれている健康茶については

グァバ茶（タンニン、ケルセチンなどが、糖の吸収を抑える作用に関係がある事）
バナバ茶（グリコース、グリコギニンが血糖値を下げる作用に関係があるとの事）
ヤーコン茶（フラボノイドが血糖値を下げる作用に関係があり、テルペン類は高血圧の方に）
ゴーヤ茶（モモルデシチンが血糖値を下げる作用に関係するとの事）
桑葉茶（1-デオキシノジリマイシンが含まれこの効果で糖の吸収を抑えるとの事）

その他多数あります。

普段飲まれている緑茶などでお充分に健康的なものですので（フラボノイドを含まれますので）無理なく、それに頼りすぎることないように摂り入れて下さい。

また、トクホ（特定保健用食品）として血糖値に関係するものがありますのでこちらも摂り過ぎることなく上手に利用して下さい。

特定健康用食品に利用されている成分: 難化性デキストリン; グァバ茶ポリフェノール; 小麦アルプチン; L-アラビノース; 豆鼓エキス

※血糖降下剤のα-グリコシダーゼ阻害薬など同様の作用が類似しています。

※副作用として、血糖値降下剤との降下で低血糖状態に陥る場合早急にブドウ糖を摂取ください。
また腸内にある未消化のブドウ糖等作用し発酵して腸内ガスの増加やお腹が張るといったことがあります。

糖尿病は血糖値のコントロールが重要です。
病院で検査することも大切です。
しかし、普段の生活のなかで手軽にできる簡易検査があります。
これらを利用して、普段から血糖値に注意して無理のない程度に自分で血糖値コントロールができるのです。
もちろん自宅で簡易検査をしていても定期的に病院で診察することは大切です。

糖尿病は長い期間無理のなく血糖値のコントロールが維持できるかによって合併症の発症も予防できます。