トップページ >> 糖尿病の症状チェック >> 定期的な血液検査とできることから始めよう
最近、生活習慣というものがとても極端に分かれているのではないかと思います。
食事に気を使う人と、全く気を使わない人。
運動を生活に組み込んで、定期的に身体を動かす人と全くしない人。
食事も運動も、生活習慣の中の一部です。
ある人にとって当たり前なのに、ある人にとってはとても苦痛だったり。
実際にあった症例をご紹介しましょう。
一卵性双生児の女性二人がいました。
この二人は、大学卒業までの道のりは同じでしたが、その後選んだ道が大きく違いました。
1人はエアロビクスのインストラクター。
仕事中に運動するだけではなく、自宅での食事・運動も気を付けています。
もう1人は少し働いてすぐに結婚、専業主婦になりました。
家の中にいることが多く、食事も運動も自由気ままに暮らしました。
これらの生活が10年もたつと、どうなるでしょう?
専業主婦の方は高コレステロール血症のあげく、糖尿病を発症。
エアロビクスのインストラクターは健康そのものです。
この症例ではっきりしていることは、糖尿病は遺伝的要素を含んでいるものの、糖尿病を発症するかどうかは、生活習慣によるということです。
糖尿病の発症には、①インスリン不足、②インスリン抵抗性、という2つの条件が必要です。
①のインスリンの分泌量は、膵臓の機能がタフかどうかというもので、遺伝的要素を含みます。
日本人であること事態が、欧米人よりも糖尿病を発症しやすいという遺伝的背景があります。
②のインスリン抵抗性は何かというと、わかりやすく言うと「インスリンの効きがよいか」ということ。
インスリンの効きが普通の半分なら、インスリンは倍の量を分泌しなければなりません。
これがまた、①につながっていきます。
そして、こちらが生活習慣によって差が出てしまうのです。
上の双子の症例では、①についてはほぼ同じ条件です。
②が両極端だったわけです。
食事と運動の習慣というのは、子供時代に育った環境や仕事で大きく左右されます。
同じ環境で育っていても、仕事がら身体を動かすかデスクワークオンリーかで大きく変わりますね。
また、仕事をしている方が3食きちんと食べられるということもあります。
1日中自由に食べられる環境にいると、どうしても3食の時間もずれますし、何より間食が増えてしまいます。
特に食べることが大好きな人は、専業主婦になったらかなりの自制心が必要です。
もともとの生活に運動や規則正しい食生活が組み込まれていない人にとって、いきなりランニングをしろとか、ウォーキングをしろというのは苦痛です。
また、食事も厳しいカロリーコントロールをしたり、間食ゼロにしようとしたり・・・。
無理に決まっています。
生活習慣というのは、1日でできあがったものではありません。
何年もかけて今のスタイルになったはず。
急に意識改革して「明日から身体にいいことだけをしよう!」なんて意気込んでも、続きませんよね。
では、どうしたら規則正しい生活が送れるようになるでしょうか?
まず、現状を知ることから始めましょう。
人間ドックや健康診断を受けて、血液検査をしましょう。
HbA1cと空腹時血糖、それに加えてコレステロールや中性脂肪はどうでしょうか?
あなたのレベルが今どこにあるのかを把握することは、モチベーション維持のためにも必要です。
注意して欲しいことは、もし今全く食事も運動を好き勝手にしているのに、採血結果が良かったとしても、「じゃあ、今まで通りでいいじゃん♪」と思ってはいけません。
人間の身体は、年を経るにつれて基礎代謝量が落ちて来ます。
若い頃は何もせずに食べた分を代謝できていたとしても、基礎代謝が下がってしまうと同じ量を食べて運動せずにいたら、確実に太っていきます。
また、50・60代で運動を始めるより、30・40代のうちに始めた方が、苦痛が少ないでしょう。
糖尿病を予防しよう!このままではいけない!と思ったら、まずは血液検査で現状を把握すること。
それから、週に2~3度のウォーキングから始めてみましょう。
通勤時間をウォーキングにあてると、習慣化しやすいでしょう。
その次のステップとして、週末に運動を取り入れてみましょう。
お気に入りの音楽とウエアをそろえてランニングを始めてみるのもいいですね。
これらのグッズをそろえてしまうことで、強制的に自分を運動モードにさせてしまうのです。
そして、運動することの気持ちよさを感じることができるようになれば、もう大丈夫。
運動する人は、普段の生活から食事を意識しています。
一方で、全く健康に無頓着な人は運動することもなく食事も好き放題になりがちです。
規則正しい食事と運動は、セットなんですね。
糖尿病の予防・改善には、血糖値のコントロールは必須と言われています。 運動・食事制限等が大切になってきます。 しかし、急に生活習慣を変えれない方も多いと思います。
糖尿病はとても恐い病気です。放っておくと様々な合併症を引き起こしたりと、大変なことになります。 糖尿病予備軍の人も同じです。放っておくと糖尿病になってしまいます。
そこで、まずは手軽にはじめられることからはじめてみませんか? 紹介するのは、糖尿病の予防・改善に役立つサプリメントです。
効果について、このページ『血糖値をコントロールするサプリメント』でまとめています。 是非、手遅れになる前にお試しくださいね。
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