トップページ >> 糖尿病とは >> 糖尿病で怖いのは生活習慣の遺伝

糖尿病は遺伝する

私の父や母は糖尿病ではありませんが、糖尿病は遺伝するのでしょうか。
糖尿病は、生活習慣により発症する病気だと思うので、遺伝とは関係ないと思うのですが…。
実際のところは遺伝と関係するのでしょうか?

糖尿病は、下の2つの成因がそろうと発症します。

①インスリン分泌障害 インスリンの出る量が少ない
②インスリン抵抗性 インスリンに対する反応が悪い

①の分泌障害は、遺伝に関係します。
もとからそのような体質をもっている人達は大勢います。
しかし、分泌能が低いからといって、皆が糖尿病になるのではありません。
例えば双子の姉妹がいたとして、二人とも遺伝子的にインスリンの分泌能が低かったとします。
一人はスポーツをして食事も摂生していて、独身時代の体形をキープ。
もう一人は専業主婦になって家で間食をすることが多くなり、運動もしない生活を送っていたら太ってしまった。
同じインスリン分泌能の低い体質でも、専業主婦の方は糖尿病を発症し、スポーツをしている方は発症しないのです。
運動と食事の摂生によりインスリンに対する感受性が良いため、少ないインスリン量でも血糖値を下げることができるのです。

糖尿病は遺伝するというのは、ホント。
しかし、体質としてインスリン分泌障害があったとしても、セルフコントロールがしっかりしていれば発症には至らないのです。

なるほど。インスリン分泌障害が遺伝に関係するのですね。
でも、生活習慣で糖尿病が発症しないのですね!やはり、生活習慣って大切ですね。

怖いのは生活習慣の遺伝?

糖尿病の遺伝は、分泌機能に関するものです。
では、インスリン抵抗性は何に影響されるかというと、ライフスタイルです。
食事や運動の習慣によって、インスリン抵抗性があるかないか分かれます。

太っている両親の子供は太っていることが多いですね。
特に母親が太っている場合にこの傾向は顕著に表れます。
ごはんやおやつを用意するのは母親ですし、父親よりも一緒にいる時間が長い。
ですから、母親の生活習慣が子供にも影響するのです。
そう考えると、生活習慣の遺伝の方が怖いかもしれません。
子供時代から当たり前のようにしている生活習慣を、大人になって変えることは大変です。
子供時代から太っていたら、運動嫌いになってしまいますしね。

自分が糖尿病になったのは、親の体質のせいだ…というあなた、ちょっと待ってくださいね。
ライフスタイルは自分でコントロールできるのですから、2型糖尿病の人が必ずしも遺伝のせいとは言えないのですよ。

まとめ

  • インスリン分泌障害は遺伝に関係する
  • 体質としてインスリン分泌障害があったとしても、セルフコントロールがしっかりしていれば糖尿病の発症には至らない
  • 食事や運動の習慣によって、インスリン抵抗性があるかないか分かれる

糖尿病を予防・改善する!

糖尿病の予防・改善には、血糖値のコントロールは必須と言われています。 運動・食事制限等が大切になってきます。 しかし、急に生活習慣を変えれない方も多いと思います。

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