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糖尿病の検査方法

糖尿病で気になるのは、検査方法です。
どういう検査を行い、糖尿病と診断されるのでしょう。

糖尿病は、細胞に取り込み切れなかったブドウ糖が、血液中に過剰になった状態です。
ですから、他の疾患と違って検査は画像ではなく、採血が殆ど。

血液検査をする時間帯とか・状態は関係あるのでしょうか。

血糖は常に一定ではありません。食後には高くなるし、食前(空腹時)には低くなっています。
本来は一定の幅で推移するはずの血糖値が、糖尿病の患者では基準値を超えて高くなっています。
よく採血検査の時には食事抜きで行うのは、血糖が食事の影響を受けてしまうから。
空腹時の状態の血糖値で126mg/dlを超えていれば、その時点で糖尿病確定です。

また、任意の時点での血糖値(=随時血糖値)は、食事を摂っていることを考慮しても200mg/dlを超えたら糖尿病です。
インスリンを導入している人は、自宅で決まった時間に血糖を測定します。

では、血液検査で、食事抜きの数値だけが糖尿病の判断基準となるのでしょうか。

他にも過去2か月間の平均血糖コントロール状況を調べるHbA1cや、食事を摂取したのと同じ状況を作り出して、糖の流れを調べる75g経口ブドウ糖負荷試験というものもあります。
これによって、食事によって上昇した血糖値を正常に戻す力がどのくらいあるか、代謝能力を検査することができます。

糖尿病はただ血糖値だけでなく、これらを組み合わせて診断やコントロールの具合を判断し、内服やインスリンの調整を行います。

HbA1cが変わった!?

HbA1cは、長いこと日本だけの単位であるJDSを用いていましたが、2012年より国際標準化を求めてNGSP値に表記が変わりました。
数年間は併用して健康診断や病院での採血結果に両方の値が表示されていましたが、移行期間が終了して今はNGSP値のみを表示するようになりました。

JDS値とNGSP値では、同じ値が0.4%違います。大まかにはJDS値に0.4%足すとNGSP値になります。
「急にコントロールが悪くなった!!」と勘違いしないように、注意してくださいね。

まとめ

  • 糖尿病の検査は採血が殆ど
  • 採血検査の時には食事抜きで行う
  • 空腹時の状態の血糖値で126mg/dlを超えていれば、その時点で糖尿病
  • 食事を摂っていることを考慮しても200mg/dlを超えたら糖尿病
  • 血糖値だけでなく、Hba1cや75g経口ブドウ糖負荷試験を組み合わせて糖尿病の診断やコントロールの具合を判断

糖尿病を予防・改善する!

糖尿病の予防・改善には、血糖値のコントロールは必須と言われています。 運動・食事制限等が大切になってきます。 しかし、急に生活習慣を変えれない方も多いと思います。

糖尿病はとても恐い病気です。放っておくと様々な合併症を引き起こしたりと、大変なことになります。 糖尿病予備軍の人も同じです。放っておくと糖尿病になってしまいます。

そこで、まずは手軽にはじめられることからはじめてみませんか? 紹介するのは、糖尿病の予防・改善に役立つサプリメントです。

効果について、このページ『血糖値をコントロールするサプリメント』でまとめています。 是非、手遅れになる前にお試しくださいね。

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