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食後の血糖値について その5

食後紅茶を飲むと血糖値に及ぼす影響は?

紅茶に含まれる紅茶カテキンには糖分を分解する働きがあります。
また、紅茶は血糖の上昇を抑えることもわかってきました。
わたしたちが食べ物を咀嚼してから、小腸で吸収されるまで、食べ物はさまざまな形へと酵素などにより(分解)されていきます。
そして、最終工程グルコース(ブトウ糖)となり、小腸で吸収されるのです。
このグルコースにより血糖値の上昇がわかります。
紅茶には消化する際、酵素の活動を抑制する作用をもち、デンプンの量を減らすことができるのです。
これにより、小腸から吸収されるグリコーゲンが減少され血糖の上昇が抑えることができるわけです。
いまご説明した生理学的過程からすれば、紅茶の場合は食べ物と一緒に飲んだ方が血糖の上昇を抑えることが出来そうです。

紅茶

食後にコーヒー飲むと血糖値を下げられるか?

コーヒーは血糖値を下げることができます。
ただし、ブラックのコーヒーに限ります。そして、糖尿病予備軍限定です。
1日食後3~4杯飲んでください。
コーヒー好きには願ってもないありがたい情報だと思います。
コーヒー党の方でなくても、まず形から入るのも有だと思います。
コーヒーカップやマグカップもお気に入り物を選ぶと食後のコーヒーも楽しくなりそうです。
コーヒーも色んな種類が豊富に揃っています。
ぜひ、専門的に足を運んでみてはいかがですか。
ブラックでも飲みやすい一杯に出会えるかもしれませんよ。
そうそうコーヒーの香りっていい匂いしますよね。
ストレスも緩和されそうです。
ストレスといえば血糖を上げる要因の一つのであるといわれているのはご存知ですか。
毎日の仕事、人間関係、プレッシャー人間は生きていると色々ありまよね。
これらストレスを感じることでわたしたち人間は打ち勝とうと、脳の視床下部、下垂体から副腎皮質ホルモン、アドレナリンの抗ストレスホルモンが分泌されます。
このホルモンが体を興奮状態にするため、体内のエネルギーが多く必要になるのです。
よって、インスリンの活動能は低下、血糖値が上昇するということになるのです。
食後のコーヒーでリフレッシュタイムなんて素敵じゃないですか。
血糖も下がり、ストレスも軽減できて一石二鳥です。
最近では、お洒落なカフェがたくさんありますよね。
余裕があれば、たまにはそういう所でコーヒーも素敵かもしれませんね。

食後に血糖をコントロールする方法は?

食べる回数、量、または質、時間を選定して血糖をコントロールはいかがですか?これをやったからと言って、すぐに結果が目に見えて良くなるものでもありませんが、食事をする行為というのは生活のワンシーン。
そう、習慣化されているものなのです。
ようするに、日頃から行うことで、血糖をコントロールできるわけです。

『早食い、大食い』から卒業する。
これらは血糖を上げる悪習慣です。
「最近、どんな食事しているの?データが上がってきていますよ」
「うーん、薬はちゃんと飲めているのだけど、それ以上に食べちゃうのかな?コーラとかおいしくてさww」結構いますこういう方・・そしたら、食事を分割にしたら?
おいしくて早食いになるのなら、少ない量でゆっくり味わって頂いたほうが何倍もおいしく召し上がれますよ。

しかも、血糖もコントロール出来るという特典つき。
1日5食食べがベストだといわれています。
食事と食事の間は4時間隔。
少ない量なら、血糖の急激な上昇はなくなります。
少ない量でもバランスは考えてくださいね。
そして、必ず食物繊維から摂るように心がけましょう。

最後に紹介するのがGI値(グリセラミックインデックス)を利用した方法です。

聞いたことがあるという方が多いと思いますが、GI値の高い食品を食べたほうが血糖の上昇のスピードが速く、肥満にもつながりやすいのです。
GI値の低い食品は60以下を目安にして選んでください。

糖尿病を予防・改善する!

糖尿病の予防・改善には、血糖値のコントロールは必須と言われています。 運動・食事制限等が大切になってきます。 しかし、急に生活習慣を変えれない方も多いと思います。

糖尿病はとても恐い病気です。放っておくと様々な合併症を引き起こしたりと、大変なことになります。 糖尿病予備軍の人も同じです。放っておくと糖尿病になってしまいます。

そこで、まずは手軽にはじめられることからはじめてみませんか? 紹介するのは、糖尿病の予防・改善に役立つサプリメントです。

効果について、このページ『血糖値をコントロールするサプリメント』でまとめています。 是非、手遅れになる前にお試しくださいね。

この記事を監修した人

監修:宮座 美帆

経歴&活動:
平成25年 臨床工学技士の資格取得。
同年より、広島大学病院に勤務し循環器・呼吸器・代謝内分泌などの疾患を対象に多くの仕事に従事し経験を積む。
現在は医療に関する執筆・監修をこなす医療ライターとしても活動中。
病院・クリニック・企業のHP内コラム等も担当し、読者のみなさまが「病院を受診するきっかけ」作りを積極的に行う。

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