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糖尿病が気なる時には、病院で検査をする必要がある

はじめに

糖尿病が気なる時には、実際に病院で検査をする必要があります。
糖尿病の判定の為の検査はどこですればよいのでしょうか、またどういった検査があるのでしょうか。

それでは、糖尿病の検査についてご説明していきましょう。

1.糖尿病の検査は何科で受けるとよいのか

糖尿病疑いがあり、正式に検査をして判定してもらいたいと考える場合。
どういった病院にいくとよいのでしょうか。

検査の内容的に、血液検査、尿検査、問診などがありますので、内科、または内分泌内科、糖尿病科です。
できれば専門にされている医師や病院が望ましいと思います。

理由としては、検査後の結果で糖尿病と判断された後の治療についても引き続き同じ病院で適切なアドバイスによって治療ができるからです。

糖尿病の専門医について

総合病院の糖尿病科以外にも専門で開業されている場合もあります。
(内科として開業されている場合が多いです。)

*お住まいの糖尿病の専門医をお探しの方の参考にどうぞご利用下さい
糖尿病ネットワークより
糖尿病患者さんの医療機関リスト 病院HOUMEPAGEより ※内科(糖尿病科)の検索より

2.糖尿病検査方法について

糖尿病の検査方法については、一般的には病院で検査をすることになります。

糖尿病と判定する為に必要な検査を下記に記載します。

  • 1.尿による検査
  • 2.血液による検査

以上によって摂取したものより判定する検査になります。

1.尿による検査について

尿から判定する検査とは「尿糖」の検査になります。

尿に出る糖については、腎臓でろ過する時間がかかる為、血糖として表れるものよりも遅れて現れることになります。

  • 尿を摂取する時は食後1時間くらいが望ましいようです。
  • 正確な値を知る為には測定前2、30分前に一度排尿してから尿を摂取したもので行うこともあります。(2回採尿法)

※尿検査につては家庭でも簡単できるものが薬局などで販売されています。(簡易検査)
検査紙を使用したもので尿糖やケント体を調べるものです。

糖尿病が気になる方がまず、調べてみて病院で精密検査を行う為に利用することもできます。

また糖尿病の方が普段の健康のチェックとして簡単に家庭で調べることで、血糖値のコントロールに利用するといった目的としても有効です。

2.血液からの検査について

血液からの検査についてはおもに「血糖値」について調べるものになります。

空腹時の血糖値検査
血液を採取する前10時間は空腹の状態にして血液を採取するもの。
ブドウ糖負荷試験
10時間以上空腹の状態で75gブドウ糖液を飲んで30分、1時間、2時間後の血液を採取して血糖値を調べるもの。(ブドウ糖液は炭酸ソーダのような飲み物を飲みます。)
血液検査の場合、普通はそのままの血液を取るものですが、特に糖尿病の疑いが高い場合や精密に調べるといった時にはブドウ糖を飲んで調べます。
HbA1c検査
血液中のヘモグロビンの検査
1,5AG検査
血液中の1.5AGの濃度の検査

尿の検査や血液検査は一般的な健康診断の時にもあり、この時糖尿病であるかの判断が分かる項目もあります。

以上が主に行われている糖尿病の判定の為の検査です。

糖尿病の検査としては、他に糖尿病であるということ判定としての検査以外に糖尿病が原因となる合併症の予防の為としての検査などがあります。

  • 眼圧検査→糖尿性網膜症の為のもの
  • ケトン体検査→急激な体調変化を知る為のもの(尿検査で調べます)
  • 尿中アルブチン検査→腎臓の動きは調べるもの(糖尿性腎症の為のも)

糖尿病の検査については、糖尿病の判定の為の検査と糖尿病の状態確認の為の検査、そし糖尿病が原因となる合併症予防の為の検査があります。

糖尿病にとっては検査を行うことは血糖値のコントロールをする為で非常の重要なことになります。

参考文献「糖尿病の検査 糖尿病ネットワークより

3.糖尿病の検査項目について

通常の健康診断でも糖尿病の項目があります。

  • 血糖→空腹時のブドウ糖の数値化
  • 糖尿→空腹時の尿のなかに糖があるか
  • HbA1c→血液中のヘログロミンHbと糖が結びついてできるもの値

1、2カ月前の血糖コントロールが分かります これらはほとんどの場合、血液検査と尿検査から判断されます。

また、糖尿病の検査の項目についてですが、血液検査からの項目と尿検査からの項目となります。
(今回ご紹介させていただいているものは特に糖尿病であると判定の時に使用されるこことが多い項目についてです。)

尿検査によるもの
尿糖
ケトン体→糖がエネルギーと変わらない時にできる物質
Cペプチド→インシュリンの量等の判定(24時間の間に排出される尿を溜めておいて測定)
血液検査によるもの
血糖(食事をせずに10時間以上の状態事)
血糖(ブドウ糖負荷検査のもの)
HbA1c
1.5AG→(1.5アンヒドログルシトール)糖尿病の場合は血液内の1.5AGは排出されます
グリコアルブミン→血液内に含まれるアルブミンがどの位の割合で糖と結びついているか
フルクトサミン→2週間前の血糖コントロールの指数となる
グリゴース→血漿(血液の)内にあるグリコース(糖)量の判定→多い場合糖尿病の可能性
Cペプチド→インシュリンの濃度の判定

検査する内容によって検査の項目が違ってきますので参考まで使用されている検査の項目についてあげさせて頂きました。

血液については空腹時の摂津が一般的ですが、ブドウ糖負荷試験検査の場合は病院で検査の為の飲料を飲んだ後の血液を採取して計測します。

※その他血液検査からでも糖尿病の健康維持や合併症についての項目などがあります。

  • LDLコレステロール
  • HDLコレステロール
  • 中性脂肪
  • 血圧
  • 総コレステロール
  • アルブミン→糖尿性腎症の早期発見に利用(尿検査にて)

上記の数値に気を付けて生活習慣病などの予防にも気をつける必要性があります。

4.糖尿病検査値について

糖尿病の検査をしたものを検査の結果、項目ごとに数値化されます。

その場合一定の基準値があります。
糖尿病の判定の際の基準となります。

それでは項目別の基準値ついてです。

  • 尿糖 -(マイナス)→血糖値が160から180以上になると尿内に糖が排出される
  • 血糖(空腹時) 110間後) 140mg/dl未満
  • HbA1c 4.3~5.8%
  • 1.5AG 14%以上
  • グリコアルブミン12~16%
  • cペプチド(空腹時)血中内 0.5ng/ml
  • フルクトサミン 204~289μ
  • グリコース 70~109㎎/dl
  • cペプジド(尿内) 20μg/1日

以上が基準値です。
あくまで目安の数値です。

健康維持や糖尿病の判断、糖尿病の血糖値のコントロールについては、医師の問診などの総合的な判断によって判断されます。

基準の数値を知ることによって健康管理し易く、また病気の早期発見にもつながります。

参考文献「※グリコース(血糖)検査について 公益財団法人神奈川県予防医学協会より

参考文献「※血糖(グリコース) 中国労災病院中央検査部生化学化より

参考文献「※糖代謝、インシュリン抵抗性 株式会社総合医学研究所より

以下の場合の数値の場合に医師の所見(診断)などと総合的に判断して糖尿病と判定します。

血糖(空腹時 126㎎/dl
ブドウ糖負荷検査・2時間後摂取時 200㎎/dl
随時血糖値 200㎎/dl
HbA1c 6.5%以上

※血糖値の検査結果が2回以上これらの数値以上になる場合は糖尿病である可能性が高い

5.糖尿病検査のデータについて

糖尿病の検査結果のデータについては、基準値と比較して著しく離れている数値については改善する必要性があります。

ただし、検査結果については、検査をする時間帯や体調などによっても変わることもあり、正確なデータが出ない場合があります。

また糖尿病やその他の病気の治療の為に服薬している薬によっては検査の結果に影響を及ぼす場合もあります。

例:1.5AG検査の場合
→血糖値を下げる薬(SGLT2阻害薬)を服薬している方は尿に糖の排出を促進させる効果がある為正確な値を測定することができません。

糖尿病治療中の検査データについて

糖尿病と判定してもらった時にまず検査をします。
それからいる一定期間が過ぎると再度治療の目的としての検査をすることが大切です。

糖尿病は始めの段階そして合併症として表れるまでは自覚症状がないのが特徴的です。

その為、定期的に血液や尿検査を行い、血糖のコントロールを維持する為にはかかせないものです。

検査結果についても、保管して過去のものと比べることによって、医師の医療とアドバイスがより具体的にできることから、結果の良し悪しに関わらず保管して比較することで次の治療方法の目安や状態が良い場合などは確認ということでより具体的で前向きに治療の目安となります。

参考文献「※臨床内科医における糖尿病薬の使い分け 大阪内科医師会(勉強会にて)より

おわりに

糖尿病の検査については、糖尿病の判定の為の検査、治療の為の検査と糖尿病と判定されてからも定期的に検査をすることで健康な状態が保たれることが多くあります。

よって、検査けっかをまとめた手帳などにしておくと、一定期間の変化が目でみてひと目で分かり易くて良いでしょう。

また最近では手軽に簡易検査ができるキットなども薬局であることも多く、健康管理の目的の為にご自分で簡単にチェクすることもでき上手に利用することで血糖値のコントロールが行いやすくなるかもしれません。

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